品川区にある税理士法人のミネルバ税理士法人です。
税理士事務所として、お客様のビジネスを支援するためには、職員一人ひとりの知識やスキルの向上が不可欠です。当社では、定期的に研修を実施し、職員のスキルアップに努めています。

先日行われた事業計画・コンサルティング研修では、内装工事業を題材にした事業計画の作成について深く掘り下げました。内装工事業は、賃貸物件の現状回復工事などを手掛ける業種であり、一般的には外注に依存することが多いビジネスモデルです。今回は、架空の内装業の会社を想定し、外注から内製に切り替えたいというニーズに応じた事業計画の作成研修を行いました。

研修では、まず内装工事業の特徴と、他の業種との違いについて議論しました。損益分岐点を超えるためには、人員の増強や設備投資が必要になるケースが多いため、お客様と緻密な計画を立てることが求められます。

研修の中で特に注目したのは、「人」の要素です。内装工事業のように、人が売上にも経費にも大きな影響を与えるビジネスモデルでは、人的スキームをどのように設計するかが成否を分けます。職員たちは、具体的にいつどのタイミングで人員を増やすべきか、外注業者を増やすべきかといった、実務に即した計画を考え、シミュレーションを行いました。

また、資金繰りの計画も重要な要素の一つです。ビジネスが安定して成長するためには、資金繰りがしっかりしていることが不可欠です。研修では、入金のタイミングや必要な借入れ金額を計算し、適切なアドバイスができるように、職員一人ひとりが学びを深めました。

このような研修を通じて、私たちの事務所は質の高いサービスを提供できるよう、日々努力しています。職員のスキルアップは、お客様のビジネスを支援する上で重要な鍵となります。今後も引き続き、研修を通じて職員の成長をサポートし、お客様の期待に応えるべく邁進してまいります。