発行:2024-12-17
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ウェルビーイングワークショップ
ウェルビーイングワークショップの具体的な活動内容
ミネルバ税理士法人では、3年前からウェルビーイングの取り組みについて議論してきました。これは、日立製作所フェローの矢野和男さんが提唱し、様々な企業で実践されている理論をベースにしています。私たちは、幸せにする力「FINEハピネス関係度」と幸せになる力「HERO心の資本」を高める取り組みを社内で検討し、既存の各委員会でその実践を行ってきました。
今年度は、過去1年間の取り組みを総括し、実践結果と継続実施の有無を決定しました。また、その取り組みがFINEとHEROのどの項目に該当するかを再整理し、来年度の行動計画も同時に整理しています。
さらに、ミネルバ税理士法人の現在の立ち位置を明確にするため、今年度初めてアンケートを実施し、立ち位置の数値化と統計処理(人的資本マップ作り)に挑戦しました。
ウェルビーイングの取り組みの結果と課題
来期の行動計画が明確になり、ワークショップを通じて新たな項目を追加することができました。
人的資本マップに関しては、FINEとHEROの間に緩やかな正の相関関係があることも判明しました。
アンケート項目の回答は各人の主観に依存しており、自己評価の厳しさや緩さが原因で度数にばらつきが生じている可能性も否定できません。また、客観的なデータに基づいて度数を判定しているわけではなく、アンケート質問項目の吟味も求められています。
様々な問題点はありますが、当社の人的資本マップを見える化できたことは大きな成果だと思っています。ワークショップを通じて、FINE度とHERO度を向上させる取り組みを議論することは有意義のものとなり、次年度以降も継続して実施していく予定です。