事業計画発表に向けたプレゼンテーション研修

こんにちは、ミネルバ税理士法人です。
今回は、7月2日に実施した社内プレゼンテーション研修についてご紹介します。
「税理士事務所でプレゼン?」と思われるかもしれませんが、
実はこれ、すごく大事なことです!
例えば、経営計画を金融機関に説明したり、補助金の申請内容をまとめたり
起業したばかりの方に「今なにを優先すべきか」を伝える場面等、
税理士は“伝える仕事”でもあるからこそ、社内でも日頃からその力を磨いています!
~伝えるって、ただ話すだけじゃない~
今回のプレゼン研修で改めて学んだのは、
「うまく話す」よりも「伝わる話をする」ことの大切さ。
いくら内容が良くても、相手に伝わらなければ意味がありません。
そこで、今回の研修ではこんなポイントを学びました。
最初のつかみを大事にする(相手の注意を引く)
話すことを絞る(全部話そうとせずに、ポイントだけを話す)
結論⇒理由を説明するために、深堀りする
事例を交えて、補強する(リアルなイメージを持ってもらう)
解決策をしっかり提示する(「で、どうする?」に答える)
これは、日頃お客様に提案する時にも、そのまま活かせるスキルです。
プレゼン資料も、“伝わる設計”が大事
プレゼンで使う資料づくりも、実はかなり奥が深いです。
研修では、以下のステップを踏んで作成することを学びました。
1. ヒアリング(相手の話をちゃんと聞く)
2. 課題の整理(何を解決すべきか見極める)
3. 自社の解決策とつなげる(どうサポートできるか)
4. 論旨を絵にして、図やグラフで見せ方を工夫する
5. プレゼンの流れを確認する
6. 質問を想定して準備
7. 修正・改善
8. 本番
とくに最初の「ヒアリング」と「課題の整理」は、日頃の顧問業務でも基本中の基本。
起業サポートでも経営相談でも、「まずはお話をじっくり聞く」ことが一番大切です。
プレゼンは、ただの“発表”じゃない
人前で話すのは緊張するものですが、プレゼンって本当はもっと身近なスキル。
相手とちゃんと向き合って、自分の考えを届ける。
それが伝わったときに、「よし、やってみよう!」と相手の背中を押すことができます。
私たちは、ただ税務の数字を見て終わるのではなく、
「その先の一歩」を一緒に考えられる存在でありたいと思っています。
経営のパートナーとして、“伝える力”も磨き続けます
今回のプレゼン研修も、ゴールは「社内発表がうまくなること」ではなく、
お客様との対話や提案の質をもっと高めること。
「この税理士、話しやすいな」
「説明が分かりやすいから、次の行動に移りやすい」
そう思ってもらえるように、これからも日々レベルアップしていきます。