これから心配キャッシュレス倒産
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いつもお世話になっております。
品川区五反田最大手のミネルバ税理士法人でございます。
先日酒屋さんの同業組合の総会に出席する機会がありました。町の酒屋さんもお酒販売の自由化によりコンビニ等におされ経営は大変です。そんな中、10月から始まったキャッシュレスポイント還元制度。ただでさえ利幅が薄い中小小売店。キャッシュレス決済が急増したそうです。やってみて分かったのは現金売りより入金が遅れ、更に決済会社に手数料を引かれて入金があることです。ギリギリで経営されているお店では赤字になってしまうと。売上がキャッシュレスにより増加して決済手数料を引いても利益が増加すれば問題はありません。しかし売上が変わらないと利益が減るだけです。弊事務所ではこのような場合の損益分岐点売上のシュミレーションを行っています。ご心配な方は担当までご相談ください。
中堅からベテランまでを拡充したいとき使える助成金
45歳以上人材の活用
企業の人材採用が難しい時代が続いています。そうした中で中高齢者の採用は選択肢の一つとなります。特に最近では45歳以上の年齢でも転職が珍しくない時代になっており、実力のある人材を採用するチャンスも到来しています。今回は会社の核となる45歳以上の人を雇用したときに使える助成金を紹介します。
中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)
「中途採用拡大コース」には「中途採用率の拡大」と「45歳以上の初採用」の2種類ありますが、45歳初採用が比較をして使いやすいでしょう。過去に45歳以上の人を中途採用したことがない会社が対象です。
中途採用計画(1年以内の期間を定める)を作成し、計画書の申請をしておきます。その後会社として初めての雇い入れ時に45歳以上の人を1名以上雇用すると60万円、該当の人が60歳以上の人であれば70万円の助成金を受給することができます。何名採用しても良いのですが、2名以上雇用しても助成金額の増額はありません。
支給の要件と注意点、特徴
①過去に45歳以上の労働者を中途採用していないこと
②期間を定めていなくてもパートタイマー労働者は対象になりません。先ほど出てきた中途採用計画の期間中に45歳以上の人を期間の定めのない正社員等で採用する必要があります。
③助成金が支給決定されるまでに対象の社員が退職してしまうと支給されません。
④申請できるのは1事業所で1回
⑤助成額は大企業と中小企業で同額
その他の項目の重要度は?
当該助成金は特定求職者雇用開発助成金のようにハローワークからの紹介に限定されませんし、比較的若者向け助成金が多い中、中高齢者の採用時に使える助成金です。ちょうど45歳以上あたりで会社のメインを担うような人材をこれから増やしたい、若い人もいいけれど安定感も欲しいから中高齢者がいいんだよね、といったときにピッタリでしょう。また大企業と中小企業で助成金額が変わらないので大企業で申請をしてみるのも良いでしょう。
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