簿記の学習と実務
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こんにちは!新卒社員のS・Yです。
皆さん、簿記は好きですか?
今回は、簿記で学習した論点が、実務で活用される例をご紹介したいと思います。
1月は、償却資産の申告がありました。
個人・法人が一定額以上の資産をもっている場合、
何を、どれくらい所有しているか、市区町村に申告する作業です。
簿記では、固定資産についての会計処理を学びますよね。
償却資産の申告では、リース資産や償却資産についての論点がたくさん出てきます。
例えば、所有権移転外のファイナンスリースは、リース資産として資産計上すると、
簿記では習いますよね。
実務ではもう一歩踏み込んで(税務的な要素が入るので)、
一定金額以下の場合は支払リース料として費用計上する(賃貸借処理)こととなります。
つまり、ファイナンスリースかつ、一定額以上のリース資産を資産として申告します。
オペレーティングリースの場合は、支払リース料で処理をすると習いましたよね。
償却資産の申告の際は、資産に関する資料がまとめて送られてくる事もあるので、
契約書をよく読んで、オペレーティング・ファイナンスを判断する必要がありました。
実際のリースの契約書や資産の具体例を見てみると、簿記の論点もより身近に感じることができます。
他にも、「資本的支出」に関する処理を実際に行っている同期もいるみたいです。
学習したことが、即時に活かせるのは、専門職業の面白さの一つかなと思います。
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