令和3年分申告書等作成コーナー新機能に関して
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いつもお世話になっております。
品川区五反田最大手のミネルバ税理士法人でございます。
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今回は、令和3年分申告書等作成コーナー新機能に関連したお話をいたします。
今回、国税庁より発表された新機能では、スマホ専用画面での対象範囲の拡大、マイナンバーの読み取り方法の追加、源泉徴収票の自動入力、マイナポータルとの連携範囲の拡大と、簡易な確定申告についての電子化・自動化が進化しました。
これまでは、入力の手間や、申告書作成環境が整っていない等、自宅のパソコンやスマホからの申告に躊躇されていた方もいらっしゃると思います。今後はそういった問題が解消されていき、自宅のパソコンやスマホからの申告が進むのではないかと思います。
また、今回の確定申告以外にも、国や自治体、金融機関等でも電子化・自動化が進んでおります。
このような時代の流れの乗り遅れないよう、日々の業務や経理事務について、電子化・自動化ができる部分がないかを検討し、より早く、より楽に、経営ができる環境を整えるのも良いかもしれません。
何か気になる点がございましたら、ぜひ弊社担当者までご相談ください。
令和3年分申告書等作成コーナー新機能
気が早いかもしれませんが
国税庁のホームページで毎年刷新される確定申告書等作成コーナー。近年は電子化や利便性向上を物凄い勢いで進めています。少し気が早いかもしれませんが、国税庁はすでに令和3年9月に、新機能を発表していますので、ご紹介いたします。
スマホ専用画面の対象範囲拡大
新たに特定口座年間取引報告書・上場株式等の譲渡損失額・外国税額控除が、スマホ専用画面の対応となりました。
給与収入と、ある程度の投資をしていらっしゃる方でも、スマホ画面からの申告が行いやすくなりました。
マイナンバー読み取り方法の追加
パソコンで申告書を作成される方も、スマホアプリでパソコン上に表示される2次元バーコードを読み取れば、ICカードリーダライタを使用せず、マイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるようになります。
今までのようにカードリーダーを買ったり、スマホをPCに接続して使えるように設定したりという事前のセットアップが不要となります。ただし、お使いのスマホが、ICカード読み取りに対応していなければならないので、ご注意ください。
これが欲しかった! 源泉票撮影で自動入力
スマホ申告ですと、今までは源泉徴収票の内容をポチポチと入力していたのですが、スマホのカメラで源泉徴収票を撮影すると、自動入力される機能が追加されます。便利な機能がついに来ました。この機能の対象が拡大してゆくと、ほとんどの部分で入力を手動で行う必要がなくなるのではないでしょうか。
マイナポータル連携の種類増加
令和3年分申告から、ふるさと納税と地震保険がマイナポータル連携の対象となります。マイナポータル連携は、発行元が連携対応している必要がありますが、事前設定しておけば、各種証明書の情報を自動入力してくれるようになります。
なお、医療費通知情報(保険診療分)は令和4年分申告以降に、1年間を通したものが取得可能になる予定とのことです。
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