スタッフT.M

恋人同士の恋愛イベントとしての色が強い日本のバレンタインデーですが、昨今では本命チョコ以外にも、親しい人への義理チョコ、友チョコ……など、贈るチョコレートも様々な種類のものが浸透してきました。

お互いの感謝の意を伝える為のイベントとして、バレンタインデーは友人や家族、同僚間で広く楽しまれているように思います。

そのような背景がある中で、今年のバレンタインでは『ＳＮＳ上で架空のチョコレートを贈る』某食品メーカーの運営するサービスがツイッター等で話題になっているようです。

まず、これはチョコを贈る相手を恋人や友人に限定されません。名前も顔も知らないネットの友人も含まれます。

“いいね”ボタンを押すような感覚で、住所のわからない知人に対して気軽にメッセージとチョコを贈り合い、交流を深める事が出来るそうです。

また、このサービスは架空のチョコを贈り合うだけで終わりません。贈ったチョコの個数など、決められたお題をクリアする事で、特定の店舗で使える「実際のチョコレートと交換が出来るクーポン」が貰えるそうです。

利用者から見れば、友人同士での交流を楽しみながら、ゲーム感覚で実際のお菓子が手に入るというわけです。

大手の企業がＳＮＳを営業活動に活用するようになってしばらく経ちました。

今回のバレンタインのように、SNSとイベントをダブルで活用した話題性の高め方、集客方法にはよく驚かされます。

今後はどのような面白いサービスがSNSで拡散され、話題に上がるのかと、今からとても楽しみです。