当法人の目指す幸福経営（well-being）を継続的に実践するために、一年間の目標を職員の一人一人が設定しています。今回はこちらをご紹介いたします。

＜T.Y.2021年入社）のマイパーパス＞

対顧客：顧客に適正な納税を促す。正確な知識の提供をする。

対社内：事例の発信、確認をし所内コミュニケーションの活性化をする。

対社会：正しい申告をし、税務署に迷惑をかけないようにする。

＜マイパーパスの実践について＞

対顧客

　会計基準や税法に則り正しい税額計算を行うことはもちろんですが、過度な節税を勧めないよう心がけています。過度な節税をしてしまうと資金繰りが悪化するなど経営に多大な影響を及ぼす可能性もあるため、節税だけを意識するのではなく会社に利益を残すことも考慮していただけるようお話をしています。

　また、法人税法、消費税法の学習も進めていますが、試験勉強では触れないような実務上の取り扱いもあるため、自らが今持っている知識だけで話をするのではなく、国税庁の通達等も確認をした上で検討をするようにしています。

対社内

　人が集まることのメリットは情報の共有ができることだと考えています。

　毎年お客様の契約件数も増加しており、様々な事例が起きていると思われるので、毎月行っている課のミーティングだけでなく社内の様々な方と話をして、最近起こった事例や、事例に関連して調べた事項について共有をします。一人だけで考えて仕事をするよりも幅広い知識の定着ができるよう心がけています。

対社会

　どのような仕事においても社外の方と何かしらの関わりはあると思います。その中で、こちらの不手際でお客様、税務署等関係者の方の業務にしわ寄せが発生することが無いよう正しい申告、正確な業務処理を心がけています。税理士法人として正しい申告をすることは当然ですが、当たり前のことを正確にすることが社会に対する責任と考え業務をしています。