【起業とAI】「AIってよく分からない…」を脱却!プロが教える「ディープリサーチ」を最強の壁打ち相手にして自分の軸を見つける方法
発行: 2026.03.12
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品川で創業34年目を迎えるミネルバ税理士法人の上野です。当社はスタートアップに特化している税理士法人として融資サポート、起業相談、税務会計サポートに力を入れています。
さて、最近の起業相談でここ最近急激に増えているのが、次のようなご相談です。
「起業しようと思って、AIに色々聞いてみたんだけど、全然良い回答が返ってこないんです……」
「たまに明らかな間違いが混ざっていたりして、AIの言うことを信じて進めていいのか不安で……」
そのお悩み、とてもよく分かります。実は、AIをただの「質問箱」として使ってしまうと、誰にでも当てはまるような一般的な答えしか返ってきません。さらに、その回答を鵜呑みにするのは非常に危険です。
起業において一番大切なのは、競合にどう勝つかよりも、まずは「自分自身のやりたいことや、得意・不得意の軸を明確にすること」です。
今回は、「生成AIパスポート」や「Google AI Essentials」の資格を持つ起業コンサルタントの視点から、AIのディープリサーチを活用し、AIを「最強の壁打ち相手」として自分の軸を固める方法と、「AIの罠にハマらないためのコツ」をご紹介させていただきます。AIを使って起業に関する自分の頭のもやもやを解決したいという方は是非ご覧ください。
1. AIの回答が「当たり障りない」のはなぜ?ディープリサーチで変わる自己分析
無料版のAIなどで起業のアイデアを聞いた時、「一般的な回答」になってしまう最大の理由は、AIに「あなた自身の情報(軸)、やりたいこと、詳細」が伝わっていない可能性があります。
そこで活躍するのが、最新のAIに搭載されている「ディープリサーチ(深掘り調査)」機能です。使い方は各AIで「ディープリサーチ使い方」で調べれば、利用方法がすぐ分かります。
これは、あなた専属の優秀なリサーチアシスタントが、数多くのウェブサイトや事例を読み込み、3~20分ほどの時間をかけて分析レポートを提出してくれる機能です。
この機能を事業計画書作成、競合調査、経営サポートに利用するだけでなく、「自分のやりたいことの解像度を上げるための壁打ち相手」「内容をより知りたいときの情報の深堀」として使うことで、起業の準備は一気に加速します。
【ディープリサーチでできる起業相談】
- 自分の「得意・不得意」をベースにしたビジネスモデルの事例を集めてもらう
- ぼんやりとした「やりたいこと」が、現実の市場でどう評価されているか客観的なデータを知る
- 自分の考えに対して、「こんなリスクはないか?」とあえてツッコミを入れてもらう
「自分は何がしたいのか」を、AIが持ってくる膨大な客観的データと照らし合わせながら整理していく。これが新しい時代の起業準備です。
2. 専門家が教える!「自分の軸を明確にする」ディープリサーチのプロンプト
では、具体的にどう使えばいいのでしょうか?
コツは、AIに対する「プロンプト(指示の出し方)」に、自分の強み・弱み・やりたいことの仮説をぶつけることです。
【良いディープリサーチに入れるプロンプト(指示)の例】
「私は料理を作ることは得意ですが、接客はあまり得意ではありません。品川区で30代の共働き夫婦をターゲットに、食に関わるビジネスで起業したいと漠然と考えています。
ディープリサーチ機能を使って、『接客を最小限に抑えつつ、個人の料理スキルを活かせるビジネスモデル(テイクアウト、ゴーストレストラン、出張料理など)』の実際の事例を深く調査し、それぞれのメリット・デメリット、そして私に向いていそうな働き方を3つ提案して、壁打ち相手になってください。」
このように、自分の「不得意なこと」も隠さずに伝えることで、AIはインターネットの深い海へ潜り、「あなただからこそできる、無理のないビジネス」の事例を拾い集めてくれます。
AIの「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」には要注意!
ここで、冒頭のお悩みである「間違った回答への不安」について触れておきましょう。
AIは非常に優秀ですが、「ハルシネーション(もっともらしい嘘)」と呼ばれる現象を起こすことがあります。ディープリサーチ伊能でもハルシネーションはどうしてもおこってしまいます。AIは意味を理解して答えているのではなく、確率的に自然な言葉を繋ぎ合わせているため、存在しない法律や古い補助金の情報を平然と提示してくることがあります。
ディープリサーチは複数のソースを参照するため比較的精度が高いですが、それでも完璧ではありません。「AIが出した数字や制度の回答は、必ず疑ってかかる」のが、安全にAIを活用するための大原則です。AIからでてきた内容を鵜呑みにせず、ファクトチェックは必ず行うようにしてください。
情報の「取捨選択」こそが経営者のスキル
だからこそ、AIが出した答えをすべて鵜呑みにしてはいけません。
AIが「今のトレンドはこれです!」と提案してきても、それが自分の「やりたいこと」や「得意なこと」からズレていれば、その事業は長続きしません。
AIが集めた膨大な情報の中から、「これは自分の軸に合っている」「これは自分の性格には向いていない」と取捨選択し、事実確認(ファクトチェック)を行うことが、経営者として最も重要なスキルなのです。
3. AIで「想い」を固めたら、専門家の目と泥臭い「人間力」で現実にしよう
AIはあなたの頭の中を整理する最高の「参謀」ですが、あなたの代わりに「経営」や「責任を取ること」はしてくれません。
ディープリサーチとのやりとりで「やりたいこと」「自分の方向性」が明確になっても、それを実行に移すためには以下の壁が立ちはだかります。
- 「そのビジネスを始めるための初期費用と当面の運転資金はどうやって調達するの?」(泥臭い資金繰り)
- 「AIが提案した経費の数字、税務署や銀行が見て本当におかしくないか?」(プロによるファクトチェックと税務判断)
- 「あなたの『この事業をやりたい!』という熱意は、金融機関の担当者に伝わるか?」(人間としての熱量)
AIが作った「綺麗すぎる事業計画書」は、融資担当者から見ればすぐに「コピペだな」と見抜かれます。私もお客様がお持ちいただいた計画書を見ると、AIで作成したか自分で作成したかはすぐ分かります。AIとのやりとりで見つけた「あなた自身の言葉(想い)」と、私たち専門家が裏付けた「現実的な数字(資金繰り計画)」が合わさって初めて、ビジネスは動き出します。
4. AI×専門家で、あなただけの起業準備を始めませんか?
ミネルバ税理士法人では、「AIなんて触ったこともない」「まだやりたいことが漠然としている」というお客様も大歓迎です。
面談の中で、「あなたのご商売なら、AIをこう使って集客(Google広告やYahoo!広告など)を自動化できますよ」「自分の軸が見つからないなら、ディープリサーチで一緒に壁打ちしてみましょう」といった、実践的なAIレクチャーも交えながら起業相談を進めています。
あなたは「こんなビジネスをやりたい!」という想いや、「これは苦手だからやりたくない」という本音だけを持ってきてください。
最新のAIツールと、創業34年の税理士法人としての確かな実績(人間力)を掛け合わせ、あなたの起業を「24時間働く最強の参謀」とともに全力でサポートいたします。
まずは一度、無料相談でお話をお聞かせください!些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。専門スタッフが貴社の状況に合わせた最適なご提案をいたします。

運営情報
ミネルバ税理士法人
創業34年、起業支援特化の税理士法人
ブログ筆者
起業コンサルタント 上野雅裕
起業サポート1,000件以上
起業相談・創業融資、補助金相談・ビジネスモデル相談に対応。AIを利用した起業・経営サポートについてもアドバイスします。まずはお気軽にご相談ください。
【保有資格】
生成AIパスポート、Google AI Essentials、財務金融アドバイザー、freee会計エキスパート、Google広告「検索広告」認定資格、Yahoo!広告Basic認定資格

