納税の方法と種類

<研修の目標・目的>
・源泉所得税と申告所得税の違いについて理解する
・ダイレクト納付や振替納税等の納付方法の種類と特徴を理解する
・消費税と事業税などの税金の種類と納付期限に理解する
・国税と地方税という概念を理解する
<研修の内容>
所得税には、源泉所得税と申告所得税があることを学びました。
源泉所得税とは、給与を支払う事業者が従業員の給与から所得税相当額を差し引き、従業員に代わって国に納める所得税のことを言います。従業員の給与から控除した源泉所得税は、原則、翌月の10日までに納付しなければなりませんが、例外として「納期の特例」というものがあります。これは雇用人数が10人未満程度の小規模事業者が税務署長の承認を得ることが出来れば、7月10日と翌年1月20日の年2回の納付だけで済み、事務的な負担を軽減することが出来る制度です。
申告所得税とは、所得者本人が自ら確定申告をして国に納める所得税のことを言います。
確定申告は前年の1月1日から12月31日までの1年間に生じたすべての所得の金額と、これに対応する所得税等の金額を算定し、申告期限である翌年3月15日までに確定申告書を提出する方法です。
確定申告を行うことにより、源泉徴収や予定納税で納めた税金の過不足を精算することができます。
<感想>
今回の研修では、税金の種類と納付方法について学びました。
申告所得税と源泉所得税の違い、国税と地方税の違い等、税金について自分がまだ知らないことを知ることができました。
納税方法について、ダイレクト納付や振替納付、クレジットカードによる納付等、様々な納付方法があることに驚きました。それぞれの納税方法の特徴を理解し、お客様にとっての最適な方法を提案できるようになりたいと思いました。
この研修を経て、税理士法人に勤める人間として税金について深く理解したいと思いました。
(文責:K.K)