就職氷河期世代にこそ知ってほしい——税理士業界で「手に職」をつける新しいキャリアの道

就職氷河期世代に!税理士業界で活躍しませんか?

バブル崩壊後の1993年から2005年頃に社会へ出た「就職氷河期世代」。

当時は求人倍率が1倍を大きく下回り、正社員としての就職機会に恵まれなかった方も多い世代です。いま、国や企業がこの世代の再活躍を支援する流れが加速しています。

「もう一度、安定して働きたい」
「人に貢献できる専門職を目指したい」

そう感じている方に、税理士業界という選択肢を知ってほしいと思っています。資格が無くても活躍できますし、資格があればもっと活躍できます。また、税理士の資格だけでなく、社労士や行政書士、中小企業診断士の国家資格をもちろん活かすことができますし、簿記2級やFPなど努力すれば比較的取りやすい資格があれば活躍できるフィールドがここにあります。

税理士業界というフィールド——資格の有無を問わず「手に職」がつく世界

税理士業界の魅力は、国家資格に裏づけされた“安定”と“専門性”です。

税理士資格を取得すれば、法律で独占的に認められた業務(税務代理・税務書類の作成・税務相談)を行うことができます。 経験を積めば独立も可能で、人生100年時代において「生涯現役」で働ける職業の代表格です。

一方で、資格がなくても「職業会計人」として働く道があります。会計入力、給与計算、決算補助、事業計画の資料作成、法人設立サポートなど、企業経営を支える実務の多くは資格を要しません。

税務相談(助言)や税務代理などの独占業務は税理士が行い、職員は資料作成や調査、下準備といった補助業務を担当します。こうした仕事は景気変動に左右されにくく、スキルを積み上げながら安定して長く働ける環境が整っています。実際にミネルバ税理士法人では社会が不景気と呼ばれていた時期でも順調にお客様の数が増えてきました。

国の支援制度を活用すれば「学び直し+キャリア転換」ができる

就職氷河期世代の方々が、税理士業界で働くことを目指す上で知っておきたいのが、国の再就職支援制度です。

就職氷河期世代支援に関する行動計画2024とは?

厚生労働省が策定した「就職氷河期世代支援に関する行動計画2024」では、・正社員化支援・キャリア形成支援・学び直し(リカレント教育)の強化などが重点項目として掲げられています。

本計画は、就職氷河期世代の安定的な雇用の確保とスキルアップを目的に、企業・自治体・教育機関が連携して実施されています。

特に注目されているのが「専門性を持つ職業への転換支援」です。簿記・会計・税務などの分野はまさにその対象であり、公的支援を活用しながら専門スキルを体系的に習得できる、再チャレンジのための有力な選択肢といえるでしょう。

求職者支援制度:職業訓練を受けながら生活支援が受けられる

厚生労働省の「求職者支援制度」は、ハローワークを通じて申し込むことで利用できる、再就職やスキル習得を目指す方のための支援制度です。

雇用保険を受給できない求職者を対象としており、世帯収入・預貯金額・公共職業訓練の受講状況など一定の条件を満たす必要があります。これらを満たした場合、無料で職業訓練を受けながら、月10万円(+交通費)の生活支援金を受け取ることができます。

時期によって開催される講座は違うようなのですが、簿記や経理に関するものを通じて、未経験からでも「職業会計人」としての基礎を築くことが可能だと思います。

教育訓練給付金:資格取得や専門学校通学をサポート

さらに、在職中・離職後を問わず利用できるのが教育訓練給付金制度です。

雇用保険の被保険者期間が原則として1年以上ある方、または離職後1年以内の方が対象で、一定の条件を満たせば、資格学校や専門講座の受講料の20%がハローワークから給付されます。税理士試験に向けた簿記・財務・法人税・所得税などの専門講座も対象となります。

この制度は、リカレント教育(社会人の学び直し)を推進する国の方針とも重なり、今からでも「第二のキャリア」を再設計できる現実的な仕組みとして、多くの社会人に活用されています。

人生100年時代、税理士業界は「資格だけでなく価値を生む力」が育つ

40代・50代でのキャリア転換は決して簡単ではありません。しかし、税理士業界は年齢よりも実務経験や人間力を重視するフィールドであり、人生の後半戦にふさわしい挑戦の場といえます。

税理士業界は専門職でありながら、同時にサービス業でもあります。単に数字を扱うだけでなく、作成した資料をお客様が理解できる言葉で説明する力が求められます。特にミネルバ税理士法人が支援しているのは中小企業が中心で、直接社長と向き合う機会が多くあります。社長は経営の悩みを誰にも打ち明けにくく、孤独を感じることも少なくありません。だからこそ、その孤独に寄り添い、話を聞き、支えられるコミュニケーション能力や人間力が何より大切になります。

実際に活躍している人の多くは、貢献したいという想いを持ち、人の話を聞き、わかりやすく伝えられる方々です。税理士業界では、こうした人間力と伝える力が顧客の信頼を得る大きな鍵となります。さらに、多様な業界のお客様と関わるため、これまでの仕事経験だけでなく、人生経験そのものが大きな財産として活かされます。

こうした姿勢や強みこそが、信頼を築き、顧客に価値を提供する力になります。資格を取得することはもちろん重要ですが、人生100年時代においては、変化の中で学び続け、他者に貢献できる“価値を生み出す力”がより問われる時代です。その力を育みながら働けるのが、まさに税理士業界なのです。

ミネルバ税理士法人では、未経験からの挑戦を応援しています

ミネルバ税理士法人では、就職氷河期世代を含む未経験者の採用を積極的に行っています。私たちは「会計を通じて人を支える仕事」に誇りを持ち、働きながら学べる仕組みやキャリア支援体制を整えています。

【応募までのステップ】

1:税理士業界で働く準備を始める
まずは独学や職業訓練、教育訓練給付金制度などを活用して、簿記3級・2級の取得を目指しましょう。ミネルバでは簿記の知識を持っていることが選考の最低条件となります。

2:ミネルバへ応募
簿記の資格を取得したら、ぜひミネルバ税理士法人の採用ページからご応募ください。書類選考・面接では、知識よりも“人柄”と“貢献したい気持ち”を重視します。

3:入社後の流れ
入社後はまず、社内の教育カリキュラムに沿って実務研修からスタートします。税務や会計の基本から丁寧に学び、先輩職員がOJTを通してマンツーマンでサポートします。

4:実務経験の積み重ね
研修を終えた後は、少しずつお客様を担当しながら業務を進めます。中小企業の経営者と直接やり取りを行う中で、数字の裏にある“経営の想い”を感じ取ることができるでしょう。

5:仕事と学びの両立・職業会計人へ
ミネルバでは、専門職として2年目以降(未経験の場合は3年目以降)に有給取り放題制度を活用し、仕事と勉強を両立させることも可能です。税理士資格の取得を目指しながら、着実にキャリアを築く環境が整っています。同時に実務経験を重ね、職業会計人としてのキャリアを歩んでください。

ミネルバで活躍する人たち

実際に活躍している社員の中には、アパレル業界・金融業界・営業職など、異業種出身の方も多数います。30代で未経験から入社し、1年で戦力となっているメンバーもいます。ミネルバには、人を支えたいという想いと学び続ける姿勢があれば、必ず成長できる環境があります。

もしあなたが「もう一度、安定したキャリアを築きたい」と考えているなら、税理士業界という新しいフィールドで、一歩を踏み出してみませんか。

 

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