発行:2025-07-15
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異動届の作成方法研修

<研修の目標・目的>
移転の種類にあった異動届出書を作成できるようになること。
<研修の内容>
異動届とは、事業年度の変更、納税地の異動、資本金額の変更、商号または名称の変更、本店移転など、法人の重要事項に変更が生じた際に、関係する提出先に届け出るための書類です。今回の研修では、特に「本店移転」に関する異動届の作成手順、必要な提出書類、提出先の確認について学びました。
異動届の作成手順として、まず初めに届出書の提出先を確認します。本店所在地の移転では、旧所在地・新所在地それぞれの所轄税務署への届出が必要な場合があります。また、都道府県税事務所や市区町村役場へも届出が求められることがあり、管轄によって提出先や提出方法が異なるため、事前の調査が重要となります。
次に、異動届出書や履歴事項全部証明書などの必要書類を準備し、各提出先の指定された様式や提出期限に沿って対応します。今回の研修では上記の点を踏まえて実際に申告書作成ソフトを使用して異動届を作成しました。
<感想や取材してみての印象>
今回の研修では異動届を作成する際には提出先の確認が非常に重要な工程であると学びました。異動元と異動先の管轄によって届出書の提出の有無や提出書類の種類が変わるため異動届作成の知識を正確に身に付けていく必要があると感じました。担当者になった際には作成の機会も増えるため今回の研修を適宜振返り知識の定着を図っていきたいと思います。(文責:R.M)