ミネルバ税理士法人 上田公認会計士事務所

発行:2020-10-12
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入社3年目までの若手を対象とした「コミュニケーションワークショップ」を開催しました!

いつもお世話になっております。
品川区五反田最大手のミネルバ税理士法人でございます。
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会計事務所の職員が日々打ち合わせを行うお相手は「会社経営者」。

会話の中では、経理や税務のことだけでなく、経営全般に関するご質問をされるケースが少なくありません。資金繰りのことや営業方針のこと、社員のことなど多岐にわたります。求められているのはコンサルティング能力やコーチング能力です。

新人の頃からすべてのご相談に対処できるわけではありません。チームで解決にあたることになりますが、窓口の担当者の務めは重要で、コミュニケーション能力が重要なスキルになります。

ミネルバ税理士法人では下記のようなコミュニケーションワークショップを若手職員向けに実施しています。

https://youtu.be/V0qVmzZV3z4

 

■コミュニケーションは技術でカバーできるのか?
「コミュニケーションスキル」が重要と言われ、様々な研修が行われています。しかし、多くの研修はテクニカルな面に焦点が当てられているように感じます。果たして技術を身に付ければコミュニケーションは上手くいくかのか。それには疑問が残ります。
コミュニケーションを円滑にするには、話す環境や話す相手、話す内容に関する知識が前提になりますし、話す技術も必要です。
それは確かですが、もっと基礎的な部分が抜け落ちていると感じています。それは「聴く状態」です。

 

■「聴く状態」の良し悪しがその後を決める
経験が浅い時によく起こることですが、「あれも言おう。これも言おう。最後にあのことも聞いておこう・・・」など、ビジネスコミュニケーションを行う前に、誰もが頭の中で整理しようと考えます。しかし、「言わなきゃいけないことや聞くことの」リストで頭が一杯になり、それを吐き出すことに終始してしまって、相手の話を聴けない状態になっていることが多々あります。
これでは、良いコミュニケーションができないのは明らかなことです。

 

 

■相手に引き込まれてしまう
相手の「感情」に翻弄されてしまうこともよくあることです。「話せばわかる」は、いつもそうなるとは限りません。相手の心をコントロールすることはできません。自分と相手は違うという認識をしっかり持つ必要があります。変えることができない相手ではなく、自分に焦点を当てて、自己理解を深め、自分をよく知ること、自分の能力を高めておくことが重要です。

 

 

■未熟さを「ツールで補う」
基本的にはコミュニケーションは、上手くいかないものです。ビジネスコミュニケーションにおいては、最終的には何らかの合意を得る必要があります。そのために「ツール」の力を借りましょう。日本でのビジネスであれば、共通言語は「日本語」ですが、もう一つの共通言語が必要となります。それが「イメージ図」です。また、コミュニケーションはぶれるものですが、ぶれても元に戻ることができる「共通の地図」も準備しましょう。
今回実施した研修では、「イメージ図」や「共通の地図」といった「補うツール」作りを行い、トータル的にコミュニケーション能力の向上を目的にしています。

 

 

【研修のカリキュラム】
■第1回:ベースになる考え方
1.コミュニケーションの形態
2.横と縦(力関係の存在)
3.ミスコミュニケーションの要因
【ワーク】:今まであったミスコミュニケーションを考え、小グループでシェア
4.他者は変えられない
5.自分の能力を高める
【ワーク】:思考と感情に翻弄される事例を考え、小グループでシェア
6.自己理解から始める重要性
【宿題】:自分の良いところを沢山リストアップしてみる

 

 

■第2回:自分の長所を見つける
1.自分自身の長所がわからない
【ワーク】:第1回の宿題のシェア
2.気質と性格
3.強みを考える切っ掛けとしてのエニアグラム
【ワーク】:お絵描き
4.9つの気質
5.自分の気質を考える
6.自分の長所を見つける(良いところ、ポジティブなところ、強み)
7.自分の長所だけを探求するクセ付け
【宿題】:自分の気質について周りに聞いてみる

 

 

■第3回:コミュニケーションの実践
1.自らが作り上げている人間関係
【ワーク】:上手くいっていない人を一人選び、その状況を調べる
2.重いコミュニケーションの前に行う準備
【ワーク】:思考と感情で一杯になるときはどんな時かを考え、小グループでシェア
3.ビジネスシーンで応用する
4.パラレルダンス
5.ビジネスにおけるコミュニケーションの8つのファンクション
6.受容とは何か
7.否定する会話と傾聴力
8.別の視点から見るクセ(お客様目線)
【宿題】:一つのことを別の面から言うケースづくり

 

 

■第4回:コミュニケーションのためのツールづくり
【ワーク】:一つのことを別の面から言うケースのロールプレイ
1.共通の言語と共有する地図
2.合意、合意、合意
3.同感と共感
4.共感の醸成の仕方
5.課題の分離と課題の共有
6.着地(解決策の合意とフィードバック)
【ワーク】:「初期指導」や「試算表説明」、「決算説明」の応用案を検討する
【宿題】:ツールの作成とロールプレイ用ストーリー作り

 

 

■第5回ロールプレイ
【ワーク】:ツールの作成とロールプレイ用ストーリー仕上げ
全員ロールプレイ
全員への講師からのフィードバック

 

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