消費税シミュレーション

＜研修の目標・目的＞
・消費税課税方式の計算方法の習得
・課税方式の変更に伴う届出の内容と期限を理解する
・お客様にヒアリングするべき要項の理解
・事例を用いたさらなる知識理解

＜研修の内容＞
今回は、お客様の会社の翌期納税する消費税課税方式を提案するための「消費税シミュレーション」研修を行いました。まず、消費税には、「原則課税方式」と「簡易課税方式」があり、事業内容や取引状況に応じて、どちらが有利かは会社ごとに異なります。さらに、簡易課税方式を選択した場合、原則として2年間変更ができないため、お客様にとって最適な方式を選ぶために、正確な知識と計算力が求められます。
研修では、まず原則課税、簡易課税方式の計算方法を学びました。具体的な会社事例を用いて、両方式での消費税額を計算し、実際にどちらが有利かを比較・検討しました。さらに、課税方式を選択した場合に必要となる「届出書」の記入方法や提出期限についても学びました。届出の提出漏れや誤った課税方式の選択は、お客様に損害を与え、場合によっては損害賠償請求に発展するリスクもあります。こうした実例も紹介されたことにより、一層この研修の意味や重要性を学びました。

＜感想＞
今回の研修で課税方式に伴う届出の手続きやリスクについても具体的な事例を交えて学んだことで、税務面でのミスが大きな損害につながることを再認識しました。
今回の研修を通じて得た知識と意識をもとに、より正確で信頼性の高いサポートをお客様に提供できるよう、心掛けたいと思いました。（文責：H.N）