ミネルバ税理士法人 上田公認会計士事務所

発行:2025-05-19
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上期源泉所得税の納付について

いつもお世話になっております。
品川区五反田大手のミネルバ税理士法人でございます。


「納期の特例」を適用されているお客様は、2025年1月〜6月に源泉徴収した所得税を、2025年7月10日(木)までに納付する必要があります。
この機会に、「納期の特例」の内容や注意点を再確認していただき、納め忘れや不備のないよう、ご準備をお願いいたします。

納期の特例とは
通常、給与や報酬等の支払いに際して源泉徴収した所得税は、翌月10日までに納付する必要があります。
しかし、納期の特例の適用を受けている場合、半年分をまとめて納めることが可能です。
※この特例を利用するには、事前に「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」の提出が必要です。

オプション加入済みのお客様へ
給与計算が完了したらご一報ください
・2025年6月支給分の給与計算が完了次第、担当者までご連絡をお願いいたします。
・確定した給与データに基づき、納付金額をご案内いたします。

報酬にかかる源泉所得税について
・士業などへの報酬源泉のあるお支払いがある場合はお知らせください。
・支払先の明細や請求書のコピーをお送りいただければ、弊社で確認いたします。

従業員が10名以上になる場合ご連絡ください
・従業員数が常時10名以上となった場合、「納期の特例」の対象外となる可能性があります。
・該当する場合、納付方法の変更や届出が必要になるため、お早めにご相談ください。

オプション未加入のお客様へ
源泉所得税の納付サポートを含む「オプションサービス」をご用意しております。
納付書の作成代行、電子納付のご案内などを通じて、手続きの負担軽減をお手伝いいたします。
源泉所得税を期限までに納付しなかった場合には不納付加算税が発生する場合がございます。
納期の特例を初めてご利用になる方や、手続きに不安がある方は、ぜひこの機会にオプション加入をご検討ください。

不明点やご不安な点がございましたら、どうぞお気軽に担当者までご相談ください。

相続税申告での税理士との向き合い方

相続人全員と税理士との連携が鍵

相続税申告は相続のあったことを知った日(通常は死亡日)から10か月以内に行います。申告に必要な書類の収集、役所の手続きに時間がかかると、あっという間に時間が過ぎてしまうので、税理士と相続人の連携が円滑な申告手続に必須となります。

税理士事務所への情報提供は最初が大切

相続税申告で気になるのは相続税がどれくらいか、税理士に支払う料金はいくらかかるかといったところでしょう。税理士事務所は最初に相続人と面談するとき、亡くなった方(被相続人)の財産と債務の規模と内容、相続人の数などから概要を把握して税理士事務所の報酬額を見積もります。その際、申告手続に必要な情報の多くは相続人の側にあるので、税理士に速やかに提供できるかは費用の見積りにも影響します。

被相続人プロフィールの提供

被相続人について家族構成や職業履歴などの情報を税理士に提供します。住居の利用状況、生活費の原資がどこにあったかは相続税の申告に有用な情報となります。
 財産評価には不動産、預貯金、株式、保険や借入金等についての情報も必要となります。土地の評価を減額する小規模宅地等の特例の要件を満たすかを確認する資料は早くそろうほど正確な検討ができます。遺言書や被相続人が生前、相続について親族に話していたことは遺産分割に影響します。

相続人全員で税理士と面談

相続人のプロフィールも相続税申告には有用な情報です。相続人同士、スケジュール調整して可能な限り全員で税理士と面談できれば、その日に税理士と話した内容を相続人全員で共有できます。このとき被相続人から生前、受けた贈与の履歴についても、贈与課税の有無にかかわらず税理士に説明し、全員で共有します。また相続で取得した財産の利用方法、売却方針についても事前に決めておくと良いでしょう。
 そのうえで相続人の代表者を決めれば、以降、通常の連絡は税理士と代表者で行えます。役所での資料収集は代表者の委任状があれば税理士に取得してもらえます。次に全員がそろうのは、遺産分割協議が終わり、財産評価や相続税額の試算ができる時となると思われます。
 なお、税理士は特定の相続人に肩入れすることはありません。遺産分割は相続人の話し合いで決め、その結果を税理士に報告することで申告業務が円滑に進みます。


税務、経理でお困りなことがありましたら、お気軽に
品川区五反田のミネルバ税理士法人にご連絡ください。

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