いつもお世話になっております。
品川区五反田にある税理士、会計士事務所の上田公認会計士事務所でございます。
**********************************************************

———————————————————————————-

休業のお知らせ

弊事務所では、社外研修のため下記の日にち休業させていただきます。

顧問先の皆様にはご迷惑をおかけしますが宜しくお願いいたします。

休業日　１０月４日（木）、５日（金）

———————————————————————————-

今年4月に入所した新卒職員の半年間の研修が9月で終了しました。挨拶から始まり記帳、試算表の説明の仕方、法人登記、決算申告、業界知識、先輩職員の顧問先との面談に同行する等の研修を実施。

終了試験は自ら作成した月次の試算表を顧問先に説明する場面を想定して顧問先役の上司とロープレ。試験までに新卒職員は約30名の先輩全員とロープレを行い、経験値をアップ。試験官は私と営業、先輩の3名。結果は７名全員合格。晴れて10月から担当者としてデビューすることになりました。半年間という大企業もビックリ！？するような研修を行いました。まだまだ未熟のところもあるかと思いますが、何卒宜しくお願い致します。

預金勘定

預金の種類

「普通預金」「定期預金」「積立定期預金」「当座預金」がなじみの深い預金です。

勘定科目としてはそれぞれの名称で科目を設定しても良いし、まとめて「預金」勘定としても構いません。管理上は分けた方が管理しやすいため多くの企業では分けて勘定科目を設定しております。

ただ決算書などには、現金と合わせて「現預金」として一括表示する場合が多々見受けられます。

預金と貯金

銀行（都市銀行・地方銀行・ネットバンク・信用金庫・信用組合）には、お金を預けて代わりに運用してもらいますので「預金」と呼んでいます。一方の郵便局・農協・漁協は、お金をためて置くので、「貯金」と読んでいます。

郵政民営化後はゆうちょ銀行となりましたが「貯金」という名称はそのまま使用されています。

もっともポピュラーなのが「定額貯金」です。定額を積み立てる預金ですが、半年経過後はいつでも解約できるゆうちょ銀行独特の預金です。

外貨預金

外貨預金は預金通帳や取引明細書の記載は全て外貨ですが、記帳は日本円で行います。面倒なのは相場が日々変わることです。

例えば1ドル＝110円の時に100ドルの売上があり、入金時の相場が1ドル＝120円だった場合、更に決算時の相場が1ドル＝115円となった場合を想定すると以下の処理となります。

売上時

（売掛金）　11,000　（売上）11,000

入金時

（外貨預金）12,000（売掛金）11,000

（為替差益） 1,000

決算時

（為替差損）500　　（外貨預金）500

外貨取引が滅多にない会社でしたら上記の処理でも構いませんが、外貨取引が多い会社は毎日変わる為替レートで処理していると極めて煩雑になりますので、期の初めに年間の為替レートをあらかじめ決め期中は全てそのレートで処理します。決算期末に期末のレートで換算し為替損益を認識します。しかし期の途中に大きく為替レートが動き、期の初めに設定した為替レートと大きく異なった場合は、期の途中で変更することもあります。

**********************************************************
税務、経理でお困りなことがありましたら、
お気軽に品川区五反田にある税理士、会計士事務所の上田公認会計士事務所にご連絡ください。