ミネルバ税理士法人 上田公認会計士事務所

発行:2025-06-30
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源泉所得税のキャッシュレス納付体験コーナーについて

いつもお世話になっております。
品川区五反田大手のミネルバ税理士法人でございます。


今回は、e-Taxの源泉所得税のキャッシュレス納付体験コーナーをご紹介いたします。

この体験コーナーは、「e-Taxソフト(WEB版)と同様の画面操作を用いて、給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般用及び納期特例用)及び報酬・料金等の所得税徴収高計算書について、作成・送信・キャッシュレス納付手続(ダイレクト納付・インターネットバンキング)の一連の流れを体験することができるツールです。」

【体験できる一連の流れ】

⑴ログイン
⑵「申請書・納付書の作成」を選択
⑶徴収高計算書の選択
⑷税務署の選択
⑸徴収高計算書の作成
⑹送信(※自動ダイレクトの選択も可能)
⑺即時通知の確認
⑻受信通知(納付区分番号通知)の確認
⑼納付手段の選択(ダイレクト納付orインターネットバンキング)
⑽受信通知(納付完了通知)の確認

キャッシュレス納付にご興味のある方や、一度操作を試してみたい方は、ぜひ以下のURLから体験してみてください。
https://www.e-tax.nta.go.jp/taiken/gensencashless.htm

ミネルバ税理士法人では、お客様の事務負担軽減のため、以下のオプションサービスをご用意しております。

・ダイレクト納税口座振替依頼書の作成代行
・ダイレクト納税手続き代行 など

ご希望の際はお気軽にお申し付けください。

ご不明な点やご質問等がございましたら、ご遠慮なく弊所担当者までお問い合わせください。

報道発表資料から見る
令和6年分の確定申告状況

定額減税の影響?

国税庁は毎年、所得税等・消費税・贈与税の確定申告状況を報道発表しています。令和6年分の申告所得税及び復興特別所得税の申告人員は2,339万人で、対前年比+0.6%、納税人員の所得金額は51兆1,604円(+3.2%)、申告納税額は4兆3,989億円(+8.6%)となっていますが、申告納税額がある方は517万人(-22.6%)となっています。全体の納税額は増えていますが、納税がある方が大幅に減ったのは定額減税制度の影響でしょうか。
申告人員の約4人に3人はe-Tax利用
 e-Tax利用による所得税等の確定申告書の申告人員は1,732万人(対前年比+7.9%)で、前年分から127万人増加しました。全体の申告人員が2,339万人ですから74.0%がe-Taxで申告していることになります。
 e-Taxの中でも「自宅からe-Taxで申告」をしているのが申告人数全体の4割弱、そのうち約半数がスマホを利用しており、身近なデバイスを利用した申告がかなり浸透してきていることが分かります。また、マイナポータル連携を利用した「書かない確定申告」を推進した結果、マイナポータル連携の利用者は310万人に拡大、前年の191万人を大きく上回る利用となりました。

休日の申告相談者数が減少

税務署は給与所得者を中心とするニーズに対応するため、平成15年分申告以降、確定申告期間の日曜日に休日(閉庁日)の相談対応を実施していますが、閉庁日に来場して申告した人はピーク時の約3割に減少しています。
 国税庁は来場者の減少傾向を踏まえ、今後も閉庁日対応の段階的な縮小・廃止の検討を進めていくようです。

株式等の譲渡所得の増加

株式譲渡益の申告については所得金額が8兆854億円(対前年比+42.7%)と大幅な増加となっています。
 株式譲渡益の所得の増加は、景気や為替が影響しているのはもちろんのこと、M&Aの推進等も関係していると思います。また、令和7年からは「極めて高い水準の所得に対する負担の適正化」という標準所得金額から3億3,000万円を控除した金額に22.5%の税率を乗じた金額が、その年分の標準所得税額を超える部分について追加で所得税を課す制度が始まるため、駆け込みでの譲渡があったのかもしれません。


税務、経理でお困りなことがありましたら、お気軽に
品川区五反田のミネルバ税理士法人にご連絡ください。

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