税務調査下期まとめ
いつもお世話になっております。
品川区五反田にある税理士、会計士事務所の上田公認会計士事務所でございます。
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今年下期の税務調査もほぼ終わりになりました。支払保険料の中に出向者や既に退職した社員に対して掛けていたものが見つかりました。出向者向け保険料は出向元での損金処理は出来ません。出向先に付け替えになります。退職者向けも損金処理は出来ません。また速やかに解約する必要があります。出向者や退職者が出たときは関連する生命保険や年金積立の経理処理も確認しましょう。
建築会社で端材の売却代を現金で受領しそのまま金庫に保管。調査官が金庫の中を調査し、現金封筒を見つけ経理処理漏れとなっていることが判明。税務調査で金庫があると中身を見られることがあります。事前に確認しておきましょう。
歯科医院でメタル売却代を院長が現金で受領。これが雑収入計上漏れ。調査官は業者から売却資料を既に入手していました。知らないと思っているのは本人だけかも?
未来投資会議の初会合
未来投資会議の開催
府は10月に第四次産業革命や雇用、地方の3つのテーマで構成される「未来投資会議」を開催しました。それによるとAI(人工知能)やロボット、ビッグデータといった第四次産業革命がもたらす労働生産性の向上と社会保障改革で、現在65歳までと義務付けられている継続雇用年齢を65歳以上に伸ばす等、意欲ある高齢者に働く場を準備し、病気の予防・健康維持への取り組みを検討するとしています。
討の柱は
①SDGs
「持続可能な開発目標」に向けた第四次産業革命。AIやIoT、センサー、ロボット、ビッグデータといった技術革新は私達の生活や経済社会を画期的に変えようとしています。技術革新を現場に積極的に取り入れ労働生産性の向上を図り、国民1人1人の生活を目に見える形で豊かにするとしています。
②全世代型社会保障への改革
生涯現役社会の実現に向けて意欲ある高齢者に働く場を準備し、併せて新卒一括採用の見直しや中途採用の拡大、労働移動の円滑化といった雇用の改革について検討を開始します。人生100年時代をさらに進化させ、平均寿命と健康寿命との差を限りなく縮める事を目指すとしています。
③地方施策の強化
地方経済は急速に進む人口減少を背景に需要減少や技術革新の停滞等経済社会構造の変化に直面しています。地域にとって不可欠な基盤的サービスの確保が困難になりつつある中で地方基盤企業の統合や強化、各地方の中枢中核都市の機能強化、一極集中是正等の検討、農林水産業や観光産業の成長を図るとしています。
④社会保障改革
企業の継続雇用年齢を65歳よりも引き上げる検討をします。個人の実情に応じた多様な就業機会の提供、併せて新卒一括採用の見直しや中途採用の拡大、労働移動の円滑化といった雇用制度改革を検討します。現行の高齢者雇用安定法ではすべての希望者を65歳まで雇用する事が企業に義務付けられていますが、この法律の改正がおこなわれると定年は65歳という事になるかもしれません。
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