ミネルバ税理士法人 上田公認会計士事務所

発行:2016-11-21
admin-ueda

金融機関との付き合い方

中小企業が融資を受けるとき金融機関は都銀、地銀、信金どの種類の金融機関が借りやすいでしょうか。東京では都銀は敷居が高く、信金が身近で一番でしょう。ただいきなり融資の申し込みをしてもダメです。先ず預金口座を作り、定期積立を行います。信金の担当者に毎月集金に来てもらい事業の話をして信用を作っていきます。自社の運転資金や設備投資についてはどのような融資が出来るのか相談をして、今自社にとってベストの融資はなにか教えてもらいましょう。

すでに融資を受けている場合は、決算が終わったら必ず決算書一式を渡して決算の説明をして下さい。“繰り上げ返済”は銀行担当者が行内でマイナスの評価をされるので嫌がられます。駆け引きに使いましょう。

 

 

小規模事業者のための補助金です
小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは、経営計画に基づいて実施する販路開拓等の取り組みに対し、原則50万円を上限に補助金(補助率2/3)が出る補助金制度です。
補助対象者は下記の通りです。

%e9%80%b1%e5%a0%b120161121%e2%91%a1

対象となる事業は、商工会議所の支援を受けながら実施する販路開拓等のための事業、もしくは販路開拓等と併せて行う業務効率化(生産性向上)のための事業です。
こんな使い方でもOKです。
●販促用のチラシやポスター、営業用のパンフレットの作成、配布
●お店の什器購入や看板新設、洋式トイレへの改修といった店舗改装
●展示会への出展や販路開拓のための活動
●新商品の開発や既存商品のパッケージの改良

販売促進利用ならば大半の費用は問題なく対象となります。これだけではなく、「雇用対策、買物弱者対策の事業」ならば上限100万円、「複数の小規模事業者が連携した共同事業」ならば上限500万円といった申請方法も追加されています。
気を付けないといけないことは、補助金は補助対象として認められた経費を実際に使った後に入金されるので、資金繰りに注意する必要があります。
補助事業終了後には、補助事業で取り組んだ内容を報告する実績報告書と支出内容のわかる関係書類を提出しなければなりません。
平成28年度第二次補正予算でただいま公募中です。締め切りは平成29年1月27日(金)、締切日当日消印有効。

お問い合わせ
はこちら