接骨委員会が担う“学び”と“発信”の場づくり―所内外に価値を広げる取り組み―
発行: 2025.12.26
/
接骨委員会では、社内メンバーのスキルアップ支援から、社外へ向けた情報発信まで多面的な活動を展開しています。学びとウェルビーイングの両面から、委員会の役割と取り組みをご紹介します。
担当者のスキルアップを支える活動
接骨委員会では、所内メンバーのスキル向上を目的とした社内活動に力を入れています。その一つが、定期的に開催している座談会です。
座談会では、売上が好調な接骨院における売上増加の要因や、支出が増えてしまいやすい項目についての分析をはじめ、各職員が関心を持ったテーマを持ち寄り、意見交換を行っています。1グループあたり5〜6名程度の少人数制とすることで、現場での実体験や気づきを共有しやすい環境を整えています。
また、業界情報の社内発信も重要な取り組みの一つです。助成金や補助金に関する情報、管轄である厚生労働省の動向、治療院業界の展示商談会に関する情報などをまとめ、所内で回覧しています。
これらの情報は、各職員の業界知識の底上げを目的としており、先生方との打ち合わせや日々の相談対応の場面でも、安心して会話ができるようにするための基礎知識として活用されています。
さらに接骨委員会では、毎年、接骨院に関する統計データを社内外向けに発信しています。これまでは、ミネルバ税理士法人が関与している治療院全体の動向や、地域別・2期別などのテーマごとにデータを抽出し、文章や数値を中心に解説を行ってきました。
本年度は新たな取り組みとして、内容をより直感的に理解できるよう、スライド形式の解説資料を作成しました。一目で傾向を把握できる構成とすることで、日常業務の中でも活用しやすい資料となっています。
今後は、これらの統計データをもとに、社内での知識共有にとどまらず、関与先のお客様や、まだ関与していない方にも役立てていただけるよう、スライド資料や動画コンテンツとしての展開も視野に入れています。
ホームページや動画による情報発信
接骨委員会は、社外への情報発信にも力を入れています。毎月、弊社ホームページで公開しているインタビュー記事の企画・主催も委員会の役割です。担当者の考えや取り組みを丁寧に可視化することで、お客様にミネルバの取り組みをより深く知っていただく機会を広げています。
さらに、動画コンテンツの制作にも挑戦中です。現在一部収録中のものがありますが、業界分析や資料作成、スライド制作など幅広く取り組んでいます。
ウェルビーイングの取り組み
学びの場を提供することで、担当者が迷ったときに相談でき、互いに支え合える環境が生まれます。また、社外に向けて情報発信することで、自分たちの仕事に対する理解や誇りが深まり、やりがいにもつながります。
こうした取り組みは、ミネルバが大切にしているウェルビーイングの推進にも直結しています。スキルアップと発信の両面から働く人の心身の充実を支え、組織全体として前向きな空気が広がるよう、委員会として取り組みを続けています。
今後も接骨委員会では、学びと発信を軸に、所内外に価値ある取り組みを積極的に推進していきます。

