ミネルバ税理士法人 上田公認会計士事務所

発行:2022-01-07
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国民健康保険ってどのタイミングで金額変わるかご存知でしょうか?

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国民健康保険料がどのタイミングで変動するか皆様ご存知でしょうか。

今回は国民健康保険料に焦点を当てて、国民健康保険料の変動時期等についてお話させていただければと思います。

結論から申し上げますと、国民健康保険料は6月に再計算されて変動することになります。恐らく毎年6月の中旬ごろにお手元に新しい納付書が届くかと思います。基本的に国民健康保険料の額は前年の所得状況によって変動するため、前年の所得が確定してから決定します。

また、国民健康保険が社会保険と大きく違う部分として「扶養」という考え方を用いないことがあります。社会保険料の場合は扶養親族数に関わりなく給与収入の額によって変わることになります。それに対して国民健康保険料は、世帯に存在する加入者の数でも料額が変動し、世帯主が納付義務者となります。この部分も、国民健康保険料は社会保険料に比べて高いという意見の理由の一つになっているかと思います。

他に、個人事業主と専従者、法人代表役員と代表者親族(配偶者想定)でそれぞれ給与所得(個人事業主は事業所得です)がある場合では、国民健康保険料・社会保険料どちらがお得なのかというお話もございます。国民健康保険料は世帯の加入者数の他、世帯の所得でも増額いたします。つまり、個人事業主の所得と専従者給与所得の合計額に対して保険料が算定されます。一方、社会保険料は加入対象となれば各個人別に社会保険料が発生します。こちらについては、様々な場合によってどちらがお得なのか変わる部分かと思いますので、ぜひ専門家にご相談いただければ幸いです。

以上です。何か一つでも皆様の助けになれば幸いです。

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