「人は何故働くのか」
いつもお世話になっております。
品川区五反田最大手のミネルバ税理士法人でございます。
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年度初め4月1日がちょうど月曜日。桜も満開。入学式や入社式には最適な日になりました。弊事務所も新人の入社日です。私が新人向けに冒頭に話すのは表題の話です。今日はこの話を掲載させていただきます。
㈱モスフードサービス櫻田厚社長のお話を聞く機会がありました。
人生はうまくいかなくて当たり前。問題の真因を他人にあると考えると解決に時間がかかるか解決できない。自分の内にあると考えると直ぐに解決できる。
人生は「何年生きたか」ではなく「何をしたか」が問題。時間という横軸と何をしたかという縦軸で評価。仕事に主体性を持ち幸せを感じれば充実した人生になり、会社に依存し不平、不満を持つと仕事に嘆く人生になる。
人は何のために生きているのか?人に喜んでもらうため。人は何のために働くのか?人として成長するため。「個人の価値判断と仕事の価値判断が一致した時その人は能力を発揮できる」ピーター・ドラッカー
欲望とは自分中心、志とは人のために生きること。
アルバイトの解雇予告 その一言が思わぬ出費につながるかも
アルバイトの解雇予告手当は
アルバイトやパートの方に「もう明日から来なくていい」なんて言ってしまったことはありませんか? その一言が思わぬ結果を招くことがあります。このような場合は解雇理由の合理性で無効の判断が出る場合がありますが、その前に今回は解雇予告手当についてみていきます。
解雇予告手当の計算方法
従業員を解雇しなければならないときは、まず、客観的・合理的理由が必要です。その上で、
(1) 少なくとも30日前に解雇の予告をする。
(2) 解雇の予告を行わない場合は、解雇と同時に30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払う。
いずれかの手続を行わなければなりません。
平均賃金の計算方法は、
(A)(B)を比較していずれか高いほうが選択されます。
ここで注意しなければならないのは、30日分以上の平均賃金=1か月分以上の平均賃金ではないということです。
例えば週2日、日給1万円のアルバイトの方であれば1か月当たり約8万円の賃金を支払うでしょう。しかし、即時に解雇してしまうと平均賃金の(A)(B)どちらか高いほうの(B)が選ばれ、その30日分、つまり約18万円の解雇予告手当を支払わなければなりません。これは1か月分の賃金の2倍以上になります。
コミュニケーションを大切に
昨今は働いている方の労働意識も高くなっておりインターネットで労基法を知っていたり、なにより人手不足で新しい採用が難しい時代でもあります。むやみに解雇などを行うと大きなトラブルに発展し会社への印象悪化につながりかねません。これからはどのような企業でも働いている人とのコミュニケーションを大事にし育成していくことにより、会社の存続や発展につなげることが重要な時代といえるでしょう。
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